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【転職】IT業界から物流業界へ転職しました

今月から私には大きな変化がありました。

 

 

2月に会社を辞めて、新しい会社に4月から入ったのです。

 

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最近では昔に比べると転職は一般的になってきていますね。

私の周りにも転職を考えている人、実際に転職をした人はたくさんいます。

 

・・・とはいうものの、なかなかね~って腰が重い人!私もそうでした!

転職願望はあるけど、実際に行動に移すのは難しかったです。

転職って活動そのものよりも、活動に一歩足を踏み入れるまでが一番の難関なんじゃないかなって思います。

逆に言えば、転職は活動を始めたもん勝ちなのです。

 

なので、今回は私が転職を決心、転職活動を開始、内定をもらうまで、を記録して転職活動になかなか踏み出せない人の背中をちぴっとでも押せたらいいなと思います!

 

目次 

 転職を決心するまで

 

私は2017年4月に新卒で全社員800人ほどのIT企業に入社しました。

 

選んだ理由は極めて単純明快。

① 内定をいただいた最初の会社

② 家から近い(電車で20分ほど)

以上です。はぃ。

 

大学まではゴリゴリの文系でしたが、エンジニアとしてスキルを身に着けられるのであれば、入り口はどこでもいいって思っていました。

優良企業ではなさそうだけど、でも初任給も他の企業と比べてそんなに変わりがないし、暑い中黒いスーツを着てストッキングを履いて就活したくないと思って最初に内定が来たところに就職することにしたのです。

 

てめぇなめんなよ!!といろんなところから怒号が飛んできそうです。

 

なんだかもやもやした毎日

そんなこんなでテキトーに決めた会社に入社した私は約2か月の研修期間を経て、スキルが何もない状態で客先へ「派遣技術者」として送り込まれます。

勤務地は、ドアドアで約1時間半かかる東京の外れみたいなところ。

 

え?え?2つしかない入社決定理由のうちの1つである、通勤のしやすさが?早速??消えましたああぁ・・・・みたいな絶望がありました。

 

とはいっても、派遣先の会社は技術者をアウトソーシングしているだけの規模だけあり、社内環境は抜群でした。

建物や施設は綺麗で整備されていますし、幸いにそこで一緒に働く方々もとても親切で良い人たちでした。

 

良い環境の中で新しいことを吸収しながらプロジェクトにも参加して毎日充実していました。

 

しかし、いくつかのプロジェクトに参加するうちに気付いたのです。

これ、毎回やってる作業同じじゃね・・・・と。

 

やっていた内容は、簡単に言えばメールサーバの構築なのですが、新規顧客をゲットするにもその要件定義やお客さんとの打ち合わせは派遣先の人がやるわけで、自分は関わらず。派遣先の社員である同期の子は打ち合わせとかしょっちゅう行ってるので悔しかったです。

自分の作業は、要件に合わせたサーバを作り、設定をいれるだけ。

 

いくつかのプロジェクトでそんな作業が続いたため、このままではずっとこの派遣先でルーチンワークすることになると思い、自社の上司に派遣先を変えて違う仕事がしたいと申し出ました。しかし、考えとくよーとあしらわれて、半年が過ぎました。

 

3つの転職理由

 

社会人になり1年半が経とうとしている頃に転職したいという気持ちが高まっていきます。

 

1 エンジニアとしてのスキル向上が見込めない

新規顧客がくるたびに同じ作業を繰り返しているうちに思いはじめたことがありました。

あれ?私、もしかしてここでずっとこのルーチンワークみたいなことするの?この仕事してても使う範囲のコマンドなんかは限られてくるからエンジニアとしても成長できなくない・・・?

 

2 お給料が低い

エンジニアのスキルを身に付けたいなら、入り口はどこでもいいとは一理あって、実際にいろいろなことを学べました。一緒に仕事をするお客さんも大企業なので、ちゃんと仕事をしていたら大企業のエンジニアと同じくらいのスキルは身につきます。

しかし中小企業ゆえに研修がおざなりという点と、お給料は平均的なものの基本給が13万(!)という落とし穴があり残業しても全然稼げませんでした。

派遣先の同期は私と同じくらいの実力で同じ仕事をしているのにもらっているお給料や賞与が全く違いました。

 

入って気がついたのですが、IT業界というのは1つの案件に対して元請け、下請け、孫請けと関わる企業が存在し、請けが下になるほどお給料は低くなります。私が就職した企業はまさに下請け、孫請けをする企業でした。

 

自社の先輩を見ても年収の上がり方はかなり緩やかに上がっていくだけということに気づき、このままここにいたら歳をとるごとに社会の低所得者になっていってしまう!と思いました。

 

 

 将来のなりたい自分を思い描く

 

自分のしている仕事に対して疑問を持ち始めたときに、そもそも自分は何をしたかったんだっけ?と考えるようになります。

 

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もともとIT業界に入ってエンジニアになった理由は、ITスキルを身に着けて海外で一人立ちできるようになることが目標でした。

 

でもさ。人間って目標や目的って途中で変わったりするよね。

だからさ。人間って面白いんだよねぇ?

 

というわけで、諸事情(家庭や恋人ね)があり海外へ一人立ちが厳しいという現実を目の前にして、私は目標を変えることにしたのです。

その目標はズバリ!(海外に行けないなら)日本でも海外と関われるような仕事をしたい!そして将来的には日本国内でもグローバルに働ける人になりたい!というものです(なぜそんなに海外にこだわるかはまたいつかの機会に)。

 

ではこの目標を実現するにはどうしたらよいのか考えたとき、転職という答えが自然に思い浮かびました。

誰とも話さないで一日が終わってしまうようなサーバと向き合うルーチンワークから脱却して、人種や国境を越えるコミュニケーションが土台にある仕事に就く。そして海外には住まない代わりに出張をさせてくれる仕事に就く。

 

フランス人の友達が言っていました。

「もし自分の夢を自分の力で叶えられないなら、会社に自分の夢を実現させてもらうんだよ」と。

私の企業選びはまさにこの通りの軸で、いわば自分の理想実現のために会社を利用していますね。

 

いざ!転職活動を開始

転職する決心がついたなら、なるはやで動くべし。

よし!転職する!と思い立ったその日に私は動き始めました。

 

転職エージェントに登録

転職をした先輩にどうやって転職活動していたか聞いたところ、転職エージェントにまずは登録と言っていたのを思い出して、さっそく退社後にリクルートエージェントに会員登録。

面談日を次の日に希望して提出!

私はこういうの、時間がたつにつれてめんどくさくなってしまうタイプなので、できるだけ早く面談日を指定しましたよね。。。

 

次の日、さっそくエージェントから返事がメールで届き、希望通りその日にすぐ面談することになりました。

 

これが結果的にすごくよかった。というか、エージェントに登録したこと自体がすごくよかったのです。

 

まず、面談ではエージェントの方と話し合いながら、私のやんわりした転職理由や希望業界を明確にしていきました。また、ライフワークバランスにも考慮してどのような働き方をしたいかも具体化していきました。これにより、対象企業の範囲を狭めることができました。

いや~、新卒の就職活動の時まともに活動をしていなかったので、企業情報や業界傾向について知り尽くしているプロがいるとここまで心強いものかと、、、新卒の時もエージェントがあったらよかったのになぁ(白目)なんて思っていました。

 

ちなみに私はリクルートエージェントにしか登録しませんでしたが、できるなら2つ以上のエージェントに登録することがおすすめです!それぞれのエージェントで違った視点のフィードバックや求人をくれたり、各エージェントとしか繋がっていない企業などもあるので、余裕があるなら複数のエージェントに登録しましょう♡

 

 わりとのんびりした活動頻度

エージェントとの面談が終わり、エージェントのサイトで職務経歴書を作成すれば、転職活動準備は完了です。

 

自分の転職活動の軸に合わせてエージェントがピックアップしてくれた企業の中から気になるところがあればボタン一つでエントリー完了。オンライン職務経歴書が企業に送信され、結果はエージェント経由でお知らせされます。

なんだこれ?簡単すぎる。。。。

 

有名大企業の求人とかも、エントリーするだけならタダですよ!なんてエージェントの言葉に背中を押されじゃんじゃんエントリーしまくっていました。

 

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とは言っても、自分の転職活動は割とのんびりしたものだったかなあと思います。

11月から1月半ばまで転職活動して、エントリーした会社は40~50社。

面接に行ったのは5、6社。

なのでだいたい2週間に一回の割合で面接に行っていたことになります。

自分の場合は、キャパも考えて面接同時進行とかできないので、面接が確定したらそれまではエントリーも一旦ストップという形式でした。

 

ちなみに↑の情報見ていただければお察しいただけるかと思いますが、書類選考通過率悪かったです・・・。1割行くか行かないかくらい。

へこんでエージェントに相談したところ、異業界転職の場合だと個人差はあるが大体1割くらいとのこと。同業界だと3割くらいのようです。

なかなか厳しい世界ですよね。

 

まあ、自分の場合は仕事は辞めずに転職活動をしていたので、最悪内定がもらえなくても食いっぱぐれることはないという余裕があったから、へこみはしたものの焦りとかはなかったです。

 

転職活動に専念するために仕事を辞めるのは結構リスキーのようです。

焦りもそうですし、企業側も無職と知ると強気で出てくる(オワハラ的な)ことが多いようです。また、転職活動が長引いてしまった場合、経歴書には空白の時間が生まれ、そこを面接でつっこまれることもあるとのこと。

働きながら転職活動するのは、タイムマネジメント的にも大変な部分がありますが、金銭的な面でも経歴的な面でも辞めないことをおすすめします!

※転職のために資格の勉強をするなど明白な目的があり、それを達成できている場合はもちろん空白の時間があっても問題ないと思います。

 

内定ゲット!

粛々と転職活動を続けて、2か月。

第一希望の企業から晴れて第二新卒として内定をいただきました!

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第一希望とは言いつつもう少し活動を続けてみてもいいかな、なんてチラッと思いました。でも異業界への転職の厳しさや第二新卒として採用していただいたことを加味してここはとりあえず飛び込もう!!と決めました。

 

まとめ

 転職活動は、大変です。そして短期戦です。

 

私は活動を本格的に始めてから2か月で内定まで漕ぎつけましたが、エージェントと面談したときは大体2週間~1か月で転職先が決まる人が多いようです(よっぽどのこだわりなどがない限り)。

実際、自分もエージェントとの面談で最初に提示されたスケジュールは12月半ばまでに内定をもらえるように動くという段取りでした。

 

私は平均よりも活動期間が長いものの、それでも2か月というのは時間としてはあっという間に過ぎてしまいます。

なので、書類選考が通らなくてくじけそうになったときや、面接で落とされて自信がなくなってしまっても、「転職活動はすぐに終わる!」と自分に言い聞かせてぜひ諦めないでください!

 

そのためには、転職エージェントをフルで活用することです。

書類選考/面接で落とされる原因を共に追究してくれたり、それに応じてよりあなたに適性のある業界や職種を教えてくれます。活動について悩みがあれば、メールや電話でいつでも相談に乗ってくれました。

一回、ちょっと気持ち的に落ちていて活動量が下がっていた時は、気にかけて電話をしてくれたりしました笑

 

今の仕事に不安があり転職を考えている場合は、行動するのほうに私は一票入れます!

する後悔より、しない後悔のほうが後々悔しさは残ると思います。それにさきほども書いた通り、転職活動の期間は基本的に短いです。

一気にバーっと活動して、次のステージに行き、少しでもなりたい自分に近づきましょう!